バーチャルシンガー「初音ミク」らによる3DCGライブイベント「初音ミク『マジカルミライ』10th Anniversary in SAPPORO」が2月4日・5日、札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市中央区北1西1)で行われた。
初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)が開発した歌詞とメロディーを入力して歌を歌わせることができるソフトウエア。現在ではバーチャルシンガーとしてグッズ展開やライブを行っている。
「マジカルミライ」は、初音ミクらバーチャルシンガーの3DCGライブと、創作の魅力を体感する企画展で構成するイベント。2013(平成25)年に始まり、11回目を迎えた。今回は「レトロフューチャー」をテーマに、毎年開催している「インテックス大阪」(大阪市)と「幕張メッセ」(千葉市)に加え、初めて札幌で行われた。
会場では、「マジカルミライ」の歴代等身大パネルや「マジカルミライ 10th」の衣装を着た初音ミクの立像などを展示。ライブでは「初音ミク」を中心として、「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」らがファンと共に会場を盛り上げた。
ライブの幕開けを飾った楽曲は、「マジカルミライ」10thのテーマソングとなる「フューチャー・イヴ」(sasakure.UK)。続いて、「39みゅーじっく!」(みきとP)、「砂の惑星」(ハチ)、「ヴァンパイア」(DECO*27)など、全20曲を披露した。
2月11日18時まで有料アーカイブ配信を行っている。