タルトレット専門の間借りカフェ「petit kura(プティ クタ)-まあるい タルト-」が1月25日、札幌にオープンする。
月替わりで手作りのタルトレットを提供する同店。水曜は円山の「hare cafe(ハレカフェ)」(札幌市中央区南1西23)、日曜は琴似の「オステリア トーノ」(同市西区琴似1条1)を間借りして営業する。
元々パティシエをしており、自分の店を出すならタルトの専門店にしようと考えていた店主の川上寧々さん。さまざまな店舗で働きながら開業を目指す中で、「ハレカフェ」や「オステリア トーノ」と縁があり、実店舗オープンまでの間、間借りでオープンすることになったという。
店名は、フランス語で「小さい・ちょっとした」という意味のほか、愛情を込めて相手を呼ぶ時に使う「petit(プティ)」と、川上さんの愛犬の名前から取った「kuta(クタ)」を組み合わせ、「小さくてかわいらしい、みんなに愛されるタルトを」という思いを込めて名付けた。
タルトレットは、イチゴに生クリームを載せシンプルに仕上げた「いちごのタルト」(550円)をはじめ、タルトレットの上にカラメルで煮込んだリンゴ「紅玉(こうぎょく)」を載せた「紅玉のタルトタタン」(同)や、「みかんのタルト」(450円)など5種類を用意。タルトレットのほか、ドリンクセットやテイクアウトできる焼き菓子(各350円)も用意する。
川上さんは「タルトやドリンクは季節によって定期的に変えるのでぜひSNSをチェックしてほしい。今後は焼き菓子や総菜タルトのランチも展開していけたらと考えている。実店舗オープンまでの期間限定の営業だが、足を運んでもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は、水曜「ハレカフェ」=11時~17時、日曜「オステリア トーノ」=10時~15時。一人営業のため、待ち時間が出る可能性あり。