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札幌・白い恋人パークで「1日工場長」体験 16年ぶりに再開

白い恋人パーク

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 12歳以下の子どもを対象にしたイベント「~夢のお菓子で~白い恋人パーク1日工場長」が3月26日、白い恋人パーク(札幌市西区宮の沢)で開催される。

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 同施設は、映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作として知られるイギリス小説「チョコレート工場の秘密」をヒントに、「白い恋人パーク」創設者の石水勲さんが「ワクワクするような夢のあるお菓子工場をつくりたい」との願いの下、「チョコレートファクトリー」としてオープンしたテーマパーク。「1日工場長」は、小説の世界に近づけたイベントとして、年に一度、工場に子どもたちを招待していたが、2007(平成19)年の開催を最後に長く休止していた。

 同イベントは、「コロナ禍に我慢をしてきた子どもたちに、心躍るような夢のある体験をしてほしい」との思いと、石水さんがオープン当初に掲げた「子どもたちに夢を届けたい」という願いに原点回帰するイベントとして、16年ぶりの再開に踏み切った。

 1日工場長に選ばれた子どもたちは、普段立ち入ることのできない工場内に入り、「白い恋人」やバウムクーヘンの製造工程を間近で見学できる。事前に描いてもらった「夢のお菓子」の絵を元にISHIYAのパティシエが実際に作り、子どもたちに提供する。

 ゼネラルマネジャーの横関宏美さんは「北海道には広大で豊かな土地を生かした一次産業とその恩恵を受けた多くの菓子メーカーがあり、スイーツは地域産業の一つ。今回の取り組みにより、食品に対してのこだわりを知ってもらい、次世代を担う子どもたちに、食に対する興味や関心を持ってもらうことで、北海道スイーツ業界の発展につなげていけたら」と話す。

 開催時間は9時~13時。招待人数は5人。応募方法は、会場・公式ウェブサイトから配布する専用応募用紙に「夢のお菓子」をテーマにした絵を描き、必要事項を記入して郵送する(同パーク内インフォメーションカウンターへ持ち込みも可能)。応募受付期間は1月14日~2月6日。当選発表は3月1日、本人通知と同パークの公式ホームページに掲載する。

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