氷の街「アイスヴィレッジ」が12月10日、「星野リゾート トマム」(北海道占冠村)にオープンする。
3.2ヘクタールの敷地に11棟の氷や雪でできたドームが立ち並ぶ同施設。今冬は、北海道を中心に展開するコンビニチェーン「セイコーマート」とコラボレーションした「氷のセイコーマート」が登場するほか、氷をテーマにしたコンテンツを用意する。2月1日、「セイコーマート」と共同で始めた「旅々貯まる北海道旅プロジェクト」の第2弾になる。
「氷のセイコーマート」では、氷でできたドームの中で「セイコーマート」のオリジナル商品を販売。氷で造られた棚で同店オリジナルの「Secoma大福」(110円)などのスイーツや飲み物などを並べる。「アイスシェフ」と題したスイーツ作り体験も用意。氷でできた器に同店のヨーグルトとメロンゼリーを混ぜ合わせて作る「フローズンヨーグルトづくり」(800円)が体験できるようにする。
「氷のスイーツショップ」では、氷をテーマにしたスイーツを提供するほか、マイナス30度の寒さを生かしたスイーツ作り体験を用意。今冬は新たに「氷のパフェ」を用意し、氷でできたパフェグラスにソーダのゼリーやクランチ、「ミルクジェラート」などを盛り、あめ細工と桃を乗せて提供する。
「氷上のジップライン」では、同施設の展望台から約60メートルの距離を滑り降りるアクティビティを用意。今冬は2人乗り専用のハーネスを用意し、家族で一緒に滑走できるようにする。
氷でできたバーカウンターで酒を提供する「氷のBar」をはじめ、天井・壁・床などが氷でできているドームで宿泊体験してもらう「氷のホテル」や、祭壇・十字架・バージンロードなどが氷と雪でできている「氷の教会」、氷のクラフト体験を提供する「氷のアトリエ」なども用意する。
総支配人の渡辺巌さんは「寒さを生かした氷の世界ならではのコンビニを体験してもらいたい」と話す。
開催時間は17時~22時(最終入場は21時30分)。入場料は小学生以上600円。来年3月14日(予定)まで。