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札幌・円山動物園で「干支展」 ウサギをテーマにパネル展など

動物園センター内情報ホールのパネル展の様子

動物園センター内情報ホールのパネル展の様子

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 来年の干支(えと)の「卯(う)」にちなんでウサギについて知ってもらおうという「干支展『卯(ウサギ)』」が12月1日、札幌市円山動物園(札幌市中央区宮ケ丘)で始まった。

札幌円山動物園のエゾユキウサギ

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 毎年、年末から翌年の干支にちなんだ動物をテーマとした展示を行う同園。今回は、ウサギについて知ってもらうため、同園で飼育しているエゾユキウサギやカイウサギ、飼育員に関するパネル展示を行う。

 動物園センター内情報ホールでは、日本で見られるウサギの種類やウサギが気候変動によって抱えている問題を紹介するほか、エゾユキウサギ担当飼育員に関するポスターを15枚展示。「こども動物園」内の「ドサンコの森」では、同飼育員による特製パネルを設置する。

 正月三が日(来年1月1日~3日)は各日9時30分から、ウサギのイラストが描かれた絵馬(各日先着300個)を無料で配布するほか、エゾユキウサギ担当の飼育員による特別ガイド、来園者参加型イベント「ウサギを数えて」を行う。特別ガイドではウサギを実際に見ながら、エゾユキウサギの生態や生息地などを紹介する。

 動物解説専門員の早川史織さんは「ウサギをきっかけに、気候変動に対して一人一人にできることを一緒に考えてみてほしい」と話す。

 開園時間は9時30分~16時(最終入園は15時30分)。入園料は、大人=800円、高校生=400円、中学生以下無料。来年1月4日まで。

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