JR札幌駅の商業施設「パセオ」（札幌市北区北6西2、TEL 011-213-5645）の水の広場で1月11日、ウォームビズをテーマにしたショー「地球に愛を、もう1℃『はおるコレクション2009（ハオコレ）』」が開催される。

　昨年開催された洞爺湖サミットで「地球温暖化」が主要テーマのひとつだったことから「エコファッション」に着目。「冬はプラス1枚羽織って、暖房の温度をもう1℃下げる」をコンセプトに、「羽織る服」の新しいアイデアや重ね着術をファッショーショー形式で披露する。

　ショーでは、札幌市内の服飾専門学校生がデザインした洋服やドレス25点を、モデルや学生がまとって登場。子どもたちによる重ね着ファッションも披露する。「デザインしたものだけではなく、一般家庭にある服でも重ね着して、おしゃれに暖かく過ごす工夫も披露できれば」と道環境政策課地球環境グループ主査の品川英昭さん。

　併せて、省エネに関するパネルなども展示する。「北海道の家庭の暖房による燃料消費量は多く、温室効果ガスも全国平均から比べると高い。家庭の温度を1℃下げることによって温室効果ガスの抑制できるので、みんなができることから始めてもらいたい」と品川さん。「当日、ぜひご来場いただきたき、この機会に地球温暖化について考え、暖房を1℃下げる、節水、省エネ、などひとつでも行動を起こしていただければ」（同）と期待を寄せる。

　ショーの開催時間は、13時～13時25分、15時～15時25分。パネルの展示は、10時～21時。