シャトレーゼガトーキングダムサッポロ(札幌市北区東茨戸)プール内特別会場に11月12日、「RENO_SAUNA(リノサウナ)」がオープンした。
同サウナは「今は使っていない(=一時的に休止している)土地をリノベーション」をテーマにしたテントサウナ。今回は冬季は営業を休止しているシャトレーゼガトーキングダムサッポロの屋外プールで、冬季プールの体験アクティビティとして営業する。
テントサウナはフィンランド式サウナを楽しむための耐熱性テントのこと。サウナ内に入れた薪ストーブで熱したサウナストーンに水やアロマ水をかけ、熱い蒸気でテント内を蒸らす「ロウリュ」でサウナを楽しめる。
運営するティーシーエイ札幌営業所(同中央区北2西2)はこれまで、観光業への人材サービスが主幹事業だった。今回のサウナサービス開始を機に今後は、休眠している土地や物件を新たな施設へリノベーションし、自社旅行業や関係機関と既存の旅行添乗員を活用したマイクロツーリズムの普及へとつなげ、地方創生をはじめとした事業にも力を入れていく。
同社によると、テント式サウナは今回のようなプールだけでなく、川や湖、ビルの屋上などロケーションや季節を選ばないという優位性があるという。今後はサウナをはじめ、全国でさまざまな「ととのい」を追求していくと意気込む。
料金は8,000円~(1張り4人、2時間30分。テントサウナ体験、まき代、施設利用料込み)。2022年3月まで(予定)。