「プラスアートフェス2021」が11月26日から、クロスホテル札幌(札幌市中央区北2西2)で開催される。
同イベントは、北海道の現代アートと伝統文化を盛り上げたいとの思いで「2013(平成25)年から開催しているアート・音楽・舞踏を融合した期間限定のイベント。8回目の開催となる今回は、「10 rooms×10 artists」をテーマに、北海道を拠点として活動する10人のアーティストが客室をそれぞれのギャラリーに仕立て、自らの解説とともに現代アートを展示・販売する。
2階ロビーでは、工藤良平さんと中西一志さんが結成したデザインコンビ「ワビサビ」や結城幸司さんら5組のアーティストによるアート作品も販売する。併せて、日替わりでライブパフォーマンス「plus art Live」も行う。初日は結城さん率いる文化表現集団「Aynuartproject」によるアイヌ民族楽器「トンコリ」を演奏。2日目は成山剛さんによるアコースティックライブ、3日目は舞踏家の田仲ハルさんによる舞踏パフォーマンスを予定している。
同ホテルの広報担当者は「美術館やギャラリーと違い、客室でアートに触れることで、自宅でアートを飾るイメージがわくと思うのでぜひ参考にしてほしい。アートが身近にあることで、豊かな気持ちで毎日を過ごしていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(入場は18時30分まで)。要予約。予約は公式ホームページで受け付ける。11月28日まで。