全国からあんこ菓子が集う「あんこ博覧会」が10月13日、札幌三越(札幌市中央区南1西3)本館10階催事場で始まる。
今年で3回目を迎える同展。会場では、ようかんやまんじゅうなど全国のさまざまな和菓子を販売し、あんこの魅力を紹介する。会期中は34店舗が出店。全国の老舗和菓子屋10 店舗の事業継承者が日本本来の和菓子の魅力を伝えようと結成した「本和菓衆」が北海道に初登場するほか、「日替わりのお取り寄せ」コーナーや、「菓子の記録帳」の出店、「羊羹(ようかん)コレクション」も約100種類を用意する。
会場に並ぶ商品は、北海道「五勝手屋本舗」の「五勝手屋ロール」(324円)、東京「とらや」の「あんペースト[栗]」(155グラム=1,512円)など。日替わりお取り寄せコーナーには、京都「紫野和久傳」の「わたぼうし 栗餡(あん)」(2個入り1,080円)を、羊羹コレクションコーナーには、福岡「季のせ」の「煌々」(1本=2,592円)を、それぞれ用意する。
期間中には、会場限定商品も用意。「標津羊羹本舗」のさつまいもと生クリームのクリーミーな「いもあん」を「青柳正家」が特製の大福に仕上げた「菓匠 青柳正家×標津羊羹本舗」の「あんこ博覧会限定コラボ大福」(1個=324円)、埼玉「龜屋」の「シマエナガとスズメの上生菓子」(1セット864円)、北海道「中華処一久by一久大福堂」の「餃子大福・焼売大福」(各3個入り各540円)などを販売する。
同店PR担当の本間彩織さんは「今年はようかんや栗きんとんなど伝統的な和菓子から想像できなかった革新的な和菓子までを全て引っくるめたあんこの魅力を会場で紹介する。北海道としては大規模な催事だけに楽しみにしてほしい」と話す。
営業時間は10時~19時(最終日は18時まで)。