婚礼テークアウト料理をはじめとするニーズ別の新たなテークアウト商品を3月1日から、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)が販売を始めた。
同企画は高まるテークアウト需要に応えるため、既存メニューはそのままに婚礼や法要などのほか、個人の記念日などに最適な商品を用意するもの。商品は全7種類で婚礼テークアウト料理は総調理長の金子厚さんが「フルコースのようなお重」をテーマに、キャビアやトリュフなど高級食材を用いたフランス料理を二段重で構成した。誕生日や結婚記念日など特別な機会に同ホテルのスカイレストラン ロンドの味を自宅で味わえる2人単位の料理・料金で販売する特別重を用意。いずれもミニケーキ付き。このほか、法事後の会食を想定した高級和食弁当などを販売する。
総支配人の桶川昌幸さんは「新型コロナウイルスが感染拡大する中、婚礼をはじめ法要、各種懇親会などの実施の中止、延期、キャンセル等が相次いでいる。特に婚礼においては、昨年12月を最後に開催できない状況が続いている。当ホテルで各種行事の開催を計画しているお客さまの中には『何とか開催できないか』という声もいただいている。今後もお客さまのニーズに細やかに柔軟に対応できる料理や新しいサービスを研究し、お客様に少しでも安心して食事をしてもらえるように努めていきたい」話す。
各商品は電話のほか、同ホテル公式ホームページから申し込み。