「札幌つなぐ横丁」(札幌市中央区北6西6)が12月4日、JR高架下WEST6 2階にオープンする。
当初は今年7月のオープンを予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、オープンを延期していた。
店内は15店舗350席を用意。海鮮・刺身専門店「しはち鮮魚 マグロパーラー」、鉄板ホルモン「京都ホルモン 鉄板二ノ宮」、博多かわ焼き「博多鳥巻き連中」、たこ焼き「タコとハイボール」、牡蠣小屋「厚岸津田水産直送 私は貝になりたい」、肉バル「十勝北海道 肉とワイン 一心」、町中華「いくよチーリー(吉利)」、馬肉専門店「大衆酒場 馬王」、豚足・もつ刺し「魅惑の豚足ともつ刺パラダイス とんトコ豚」、にっぽんの国民食と国酒「すしと純米」、牛タン専門店「牛タン酒場 たたた舌!」、手羽先専門店「手羽先番長」、全国やきとりミュージアム「やきとり番長」、同横丁の「案内所」に位置付ける「札幌出会いストーリー カンチ」、食後にひと息つけるという「オアシス」が軒を連ねる。横丁形式で、各店に備えられた席に座って注文し、食べる仕組み。
新型コロナウイルス感染症も講じる。非接触型の検温器を各店舗に置き、着席した客の検温を実施。検温後、客は検温済みを示すベルトを巻く。スタッフは出社前に検温を実施し、検温データは保管する。施設内には手指除菌自動ディスペンサーを設置。入り口・出口を定め導線を制限するほか、客がQRコードを読み込みスマートフォンなどで注文するモバイルオーダーにも対応。全店舗の席数を2分の1程度に間引いてソーシャルディスタンスの確保などにも努める。混雑時には入場制限も実施予定。
札幌つなぐ横丁事務局の大坪友樹さんは「札幌市民が楽しめる場所、そして居酒屋から始まる様々な出会い、人とのつながりの大切さを2年目の北海道胆振東部地震で学んだ。人とも、店とも、そして札幌だけでなく北海道、全国とつながることができる場所が『札幌つなぐ横丁』。『札幌を楽しい街にする』という使命感を持って運営していきたい」と話す。
営業時間は12時~21時30分(ラストオーダー)。