JR札幌駅に直結する商業施設「パセオ」(札幌市北区北6西2~4)地下1階の「水の広場」で10月24日より、イラストレーター・miccaさんのイラスト展「micca/オカダミカ illustration exhibition」が開催されている。
miccaさんは、作家・村上龍さんの著書「ダメな女」の装画でイラストレーターとして活動を開始し、現在はフリーランスで装画や雑誌、CDジャケット、アパレルとのコラボレーションなどさまざまなジャンルで活躍している。今春からパセオのシーズンイメージポスターを担当。同展は、開業18周年を迎える同館の「パセオバースデーフェスタ」の一環として行うもの。道内でイラスト展を開催するのは今回が初めて。
同展では、2007年~2008年に制作した近年の作品原画約30点。過去に発表した作品や同展のために描き下ろした新作のほか、原画としては初めて公開するコラージュした絵も。これまで手がけた本の装丁やTシャツ、CDジャケット、「館内で自分の世界観が作れれば」(miccaさん)と、アトリエで実際に使用している鉛筆や絵の具、好きな画集なども展示。レイアウトはすべてmiccaさん自身が行った。
miccaさんは「普段から大事にしている女性の回りにある空間や空気感を大事に描いているので、今回も空間として良いものにしたいという思いを込めた。自由に、見る方の好きなように気楽に見てもらい、感じてもらえればとてもうれしい。私の絵は、絵を見て想像してもらって完成するものだと思っている」と話す
営業時間は10時~21時。11月3日まで。