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「札幌市総合防災訓練」でラジオ無料配布 地元ラジオ局プロジェクトの一環で

「ONE HOME ONE RADIO」プロジェクトで配布している電池式ラジオ

「ONE HOME ONE RADIO」プロジェクトで配布している電池式ラジオ

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 9月14日に「札幌市中央体育館(北ガスアリーナ札幌46)」(札幌市中央区北4東6)で行われる「札幌市総合防災訓練」で、スポーツクラブ事業を展開する「ジョイフィット」(帯広市)が電池式ラジオの無料配布を行う。

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 電池式ラジオの配布は、「エフエム北海道」(札幌市中央区)の呼び掛けで2019(平成31)年1月から実施している「ONE HOME ONE RADIO」プロジェクトの一環。地震発生当時に発生したブラックアウトで、情報源として役に立ったのは昔ながらの電池式ラジオだったという教訓からプロジェクトを発足。この趣旨に賛同した「ジョイフィット」「豊栄建設」「伊丹車輌」の特別協賛により、1年間に1万個の電池式ラジオを無料配布するほか、同局番組内で電池式ラジオの必要性を紹介している。

 札幌市では例年9月1日の防災の日前後に防災訓練を行っていたが、今年は胆振東部地震が発生した9月6日と同14日に分けて、防災訓練を実施。6日は「豊平川緑地」(中央区)で行われ約700人の関係機関団体および市民が参加した。ブラックアウト発生時の市民への情報提供の方法や避難所の運営および対応などの課題解決に向けて、市民と共に確認する。

 防災訓練は札幌市中央区内の町内会を通じての参加となる。訓練後アンケートと引き換えに、2日間で合計350個のラジオを参加市民へ配布する。

 防災訓練の実施時間は9時30分~11時30分。

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