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北海道公民館協会の防災教育活動を支援 キリン「地域のちから応援事業」で

キリンビール札幌支社長 天野聡司さん(左)と北海道公民館協会の成田みえさん(右)

キリンビール札幌支社長 天野聡司さん(左)と北海道公民館協会の成田みえさん(右)

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 キリンビール・北海道統括本部(札幌市中央区北1西10)で5月17日、「キリン・地域のちから応援事業」の助成金贈呈式が行われた。

 同事業は、同社と公益財団法人キリン福祉財団(東京都中野区)が地域に根付く福祉活動を行っている団体を助成するもの。本年度は全国470団体から応募があり、選考を経て169団体(38都道府県)に対し、4,666万円の助成が決定した。

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 札幌では、北海道公民館協会(中央区)の「公民館を拠点とした住民による防災教育推進事業」に30万円助成する運びとなった。同団体は道内80市町村が加盟し、7支部が連携を図って公民館を通した地域創生、防災教育、若者の活動の場の拡大など地域を巻き込んだ活動を展開しており、今年で発足70周年を迎える。

 同団体事務局長の成田みえさんによると、昨年9月に発生した胆振東部地震の震源地に近い安平町では、5年前に同団体が防災教育を実施した実績があり、その時に、このエリアで地震発生の可能性が高く、防災体制強化の必要性がある旨を伝えていたという。「地震で地域住民が公民館に避難してきた際に、声を掛け合って活動できた。日頃からの防災教育が大切であることを実感した」と実体験も報告された。

 助成金は、今年7月に実施予定の災害から文化財を守る研修会や、災害被害者の心のケアをテーマとした研修会などに活用されるという。

 道内では同団体を含め、NPO法人「陽向ぼっこ」(白糠郡白糠町)の「小供食堂運営費の一部および諸経費」、NPO法人「CCL」(釧路市中園町)の「自分らしく『生きる』を支える医療・ケアのシステム構築事業」、にこにこサークル じゅえるKids(利尻郡利尻富士町)の「育児交流会・勉強会・ASD視覚体験ワークショップ」が選ばれた。

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