今年で28回目を迎える「YOSAKOIソーラン祭り」が6月5日から、大通公園をはじめとする札幌市内約20会場で開催される。
「YOSAKOIソーラン祭り」は、高知県の「よさこい祭り」をルーツに1992(平成4)年、高知よさこい祭りで踊りの中に取り入れられていた「鳴子」と北海道の漁師が昔ニシン漁の際に歌っていた労働歌で北海道民謡の一つ「ソーラン節」をミックスして誕生した。
「YOSAKOIソーラン祭り」の踊りの決まりは「鳴子を持って踊ること」「演舞に使う曲にソーラン節のフレーズを入れること」の2つが守られていれば、踊りも曲も自由なのが特徴。当日は札幌の目抜き通りである大通公園を中心とした舞台で、年齢や性別、職業もさまざまな人が集い、国内外の各チームの自由な創造性の下、オリジナリティーあふれる演舞を披露する。
実行委員の横山尚子さんは「今年は、観客も飛び入り参加で楽しめる『ワオドリスクエア』が会期を延長し5日間開催。鳴子や、チーム衣装の貸し出しも行う。踊り子気分を楽しんでほしい」と話す。
6月9日まで。