90年以上山野草、高山植物を愛好する山草会が主催する「山野草展」が5月24日、「豊平公園」(札幌市豊平区豊平)緑のセンターで始まった。
約150品種、200鉢を展示する同展。アズマギク、八重咲きエンレイソウ、クロユリ、ウスユキソウ類、ムサシアブミ、斑入りの行者ニンニク、ヤブレガサといった山野草や、山草会会員が育てたアツモリソウなどのラン類を展示し、山野草の面白さや美しさを伝える。
同会による相談コーナーも設置し、山野草に関する質問や疑問などに答える。
担当の畠山幸子さんは「季節に咲く山野草や野の花が並ぶ。本来ひっそりと別々の野で咲く花たちが鉢に入れて育てられ、美しさを競う様を見てほしい」と話す。
開催時間は9時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月26日まで。