大丸札幌店(札幌市中央区北5西4、TEL 011-828-1111)が4月24日、1階化粧品売場をリニューアルオープンした。
同店が同売り場を改装するのは16年ぶり。従来アクセサリー売り場だったエリアまで化粧品売り場を拡大し、全35ブランドがそろう。
北海道初登場のブランドは、2016年に日本初上陸し大丸札幌店が国内5店舗目となる「クリスチャン ルブタン」、メーキャップアーチストのRUMIKOさんがクリエーティブディレクターを務める「アンプリチュード」、デザイナーのトム・フォードさんが立ち上げた「トム フォード ビューティ」、ステージで活躍するパフォーマーたちのためのメーキャップブランド「メイクアップフォーエバー」、フレグランスブランドの「ジョー マローン ロンドン」。ファンデーションのエキスパートブランド「カバーマーク」も新たなブランドとして加わる。
売り場には、特設ブース「タッチアップステージ」を設け、新ブランドの商品を自由に試すこともできる。札幌ビューティアート専門学校の学生が常駐して利用者のメークをサポートするサービスも用意する(4月30日まで)。
1階特設会場では、メンズ総合コスメブランド「FIVEISM x THREE」の限定ショップ(5月7日まで)も登場。男性の肌や髪のためのコスメを紹介する。
リニューアルオープンを記念して、美容界の第一線で活躍するヘア&メーキャップアーティストが続々来店。1階各売り場や特設イベントスペース、3階KiKiYOCOCHOなどでトレンドメークレッスンを行う。4月28日は、雑誌や広告などでヘアメークを手掛ける河北雄介さんによるスペシャルメーキャップショーや、札幌出身のアーティスト、ピカ子さんのメ―キャップレッスンを行う。併せて、各階では「Beautyフェス」を開催し、ハンドマッサージやネイルアート体験、ヨガ教室なども展開する。
広報担当の中井香住さんは「デパコスブームをリードしているのは20代の女性のお客さまと言われている。若い世代のお客さまも、従来からご愛用いただいているお客さまにも、今回の改装でさらなる満足をお届けしたい」と話す。「化粧品売り場の改装で、他フロアへ足を運びお買い物を楽しんでいたくためのきっかけづくり、百貨店の新しいファンづくりにつながれば」と期待を寄せる。
当日は、各ブランドの限定キットなどを求めて、開店前から入り口で待つ女性客の姿が多く見られた。
営業時間は10時~20時。