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北広島で日本酒イベント33蔵集結 道産米の原点赤毛米100%の希少酒も

北海道米原点の赤毛米で造った純米吟醸原酒「久蔵翁」

北海道米原点の赤毛米で造った純米吟醸原酒「久蔵翁」

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 JR北広島駅西口近くの北広公園臨時駐車場(北広島市栄町2)で7月15日・16日、「第5回 北の酒まつり in きたひろしま」が開催される。主催は北広島市観光協会。

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 北海道と広島県の日本酒が一堂にそろう飲み比べイベント。北広島市と姉妹都市である広島県東広島市で毎年開催されている「酒まつり」を参考に、2013年から始まった。

日本酒は、広島県から14蔵元、北海道から11蔵元から集合。今年は復興支援のために東北や熊本の蔵元8蔵元からも新たに加わる。特別出品として、北広島市の地酒「純米吟醸原酒 久蔵翁(きゅうぞうおう)」もそろえる。

 「久蔵翁」は、北広島市島松に移住して米作りをはじめた中山久蔵さんに因んだ日本酒で、今年初めて生産した北広島市の日本酒。中山さんは1873(明治6)年に寒さに強い「赤毛種」を使って、北海道の道南より北では不可能とされていた稲作を成功させた。その後、開拓移民に種もみを無償で配布し、北広島から全道へ稲作がひろがっていったという。同酒は、その赤毛米を100%使っている。

 酒匠の鎌田孝さんは「赤毛米は飯米だが道産酒造好適米『彗星』に似ている。『久蔵翁』の軽快ですっきりとした深みのある香味を試してみてほしい」と話す。

 開催時間は、15日=11時~20時、16日=10時~17時。料金は2,100円。

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