富士フイルムフォトサロン札幌(札幌市中央区大通西6)で現在、宮本卓写真展「Golf Course Latitude 美しきゴルフ緯度~北緯・北海道」が開催されている。
宮本卓さんは、30年以上世界の名門ゴルフコースやマスターズなどメジャートーナメントを中心に取材を行い、国内外の一流コースでオフィシャルフォトグラファーを務めている。これまでの撮影数は100試合以上に及ぶという。
同展では34点の写真を展示。うち26点は、昨秋と今春に撮影した恵庭カントリー倶楽部(恵庭市)、登別カントリークラブ(登別市)、マオイゴルフリゾート(夕張郡長沼町)の景色。北海道ならではの樹木とコースの陰影のコントラストや、紅葉の景色などの作品がずらりと並ぶ。8点はオフィシャルフォトグラファーであるペブルビーチゴルフリンクスやセントアンドリュースなど、宮本さんの代表作を展示する。
「5年前に日本に戻り、故郷である日本のゴルフ場を撮影するタイミングを図っていた。世界から見ると、日本のゴルフ場は狭くて短いという印象があり敬遠されがちだが、ゴルフ場の四季の美しさについては知られていない。写真の力で、日本のゴルフ場の魅力を伝えたい」と宮本さん。「北海道は高い山がゴルフ場から遠く、日が長いためコースのラインや起伏の美しさなど立体感がある写真が撮りやすい」とも。
開館時間は10時~18時。入場無料。7月12日まで。