食べる

ススキノのワインバー「おかげさまで」が移転-国道36号線沿いに

店舗内観

店舗内観

  • 0

  •  

 札幌・豊水ススキノのワインバー「おかげさまで」(札幌市中央区南5東1)が6月1日、国道36号線沿いに移転オープンした。

現在そろえるワインの一つ

[広告]

 店主の山口耕司さんは昨年、友人の日本酒バーのテナントを引き継ぎワインバーを開業。現在の店の場所の裏手で、カウンター6席の空間で営業していた。「より広いスペースで営業してみたい」と思っていたころ、現在のテナントに入ることができたため「新たなワインリストや料理もできる」「常連客も迷わずに来ることができるはず」と移転した。

 店舗面積は10坪で、席数はカウンター10席、個室6席。山口さんはもともとカクテルやウイスキーなどのバーテンダーの道に進んだが、「ワインの方が楽しくなった」とワインの道にのめり込み、ワインソムリエとなった。「造った年、ブドウの出来、舌の肥え方などにより味は変わる。2度と同じワインは飲めないことが最も好きなところ」と山口さん。

 「自分の飲みに行きたい店をつくりたい」という思いで「気軽に一杯から」「グラスで何杯か飲んでも会計が高くつかない」「リーズナブルかつ味わい深いワインをそろえる」ことを心がけたという。「最近はワインの価格も安くなり手軽に手が届くようになったので、せっかく外で食事していただくのであれば、普段はあまり飲まないようなワインをそろえたい」と、ヨーロッパ産のワインをメーンに山口さんが「おいしい」と感じたラインアップする。「名前や銘柄を見たって専門の方や好きな人でない限り分からないのが当たり前。気軽に質問して自分に合ったワインを見つけていただければ」

 ワインは、赤・白はグラス500円~、スパークリングはグラス600円~提供する。仕入れや山口さんのおすすめによって提供するワインは変わる。ボトルは3,000円~5,000円のものがメーン。食事はつまみやパスタなどの主食を提供する。

 「移転して目に付きやすい場所になったため新規のお客さま、40~50代の男性一人客などが増えた」と山口さん。「飲みたいときに気軽に立ち寄って、その日その日でワインとの一期一会を楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は18時~翌5時(日曜は24時まで)。チャーム200円。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース