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札幌の中華料理店「奇跡の村」が1周年-生薬や「北斗の拳」テーマの料理も

店舗内観

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 札幌・石山通り近くの中華料理店「七ツ星中華 奇跡の村」(札幌市中央区南6西9、TEL 011206-0887)が7月、開業1周年を迎えた。

生薬と「北斗ポーク」を使った「中華風豚丼」

 生薬を使った薬膳中華料理をメーンに提供する同店。「村の食医」として厨房(ちゅうぼう)に立ち、同店を切り盛りする木村広司さん。薬膳料理に興味を持ち「料理で人を元気にしたい」という思いの下、同店で腕を振るっている。漫画「北斗の拳」の大ファンでもあり、秘伝の拳法「北斗神拳」を使って医療を施す人気キャラクター「トキ」が登場する「奇跡の村」、北斗七星になぞらえて「七ツ星」と名付けた。同店のテーマは、「健康」と書いて「あい(愛)」と読む、「健康を取り戻せ!」

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 店舗面積は24坪で、席数は30席。店内には同作のキャラクターのフィギュア、メニュー表には同作中のせりふをモチーフにした「おいしい料理よ 何処よりもコク深き故に」「チンジャオに生薬は2ついらぬ」などの言葉を随所にちりばめ、外の看板には自作の映像とともに、同作アニメーションで次回予告の声を担当した声優・千葉繁さんを真似て自ら録音したナレーションを流す。

 食事や素材も同作に関連する言葉のものを仕入れ、米は「北斗ななつぼし」、豚は美幌産「北斗ポーク」、日本酒「北斗随想」、麦焼酎「一粒の麦」などを用意する。薬膳料理は日替わり・週替わりで提供するメニューが人気で、旬の食材や季節に合わせて「夏バテ」「冷え」「内蔵機能強化」など、それぞれの料理に合わせて効能があるといわれる生薬を取り入れる。

 レギュラーメニューは、前菜「超濃厚なエビチリソース」(1,400円、ハーフサイズ800円)、「覇王回鍋肉(ホイコーロー)」(1,100円)、「紅蓮(ぐれん)」「漆黒(しっこく)」「翡翠(ひすい)」(赤、黒、緑)の「麻婆豆腐」(以上800円)、「薬膳入りチャーハン」「中華風豚丼」「あんかけ焼きそば」(以上850円)、「桃仁ブリュレ若桃添」、真珠パウダー薬膳入り「白麗杏仁豆腐」(以上500円)など。

 ドリンクは、3カ月間寝かせて作る自家製の「薬膳強肝酒(ソーダ)」、百合、陳皮を使った「ユリアトニック」、ナツメ、レモンなどを漬け込んだ「リントニック」(以上500円)などの薬膳カクテルも用意する。

 これまでに「7回店に通って指定された7つの薬膳料理を食べると『伝承者』になり、伝承者とその連れは、会計から20%の割引、一部ファーストドリンクを無料で提供する」というユニークな限定企画を行い、20人以上が「伝承者」になった。「高い広告費をかけたり安売りするより、何度も来ていただける常連さんに還元できればと思った」と木村さん。「今後も独自の企画でお客さんに喜んでいただけたら」

 主な客層は30~40代過ぎの男性客が7割。木村さんは「1年やってきて元気になりたいから食べに来たと言ってくれるお客さんもいる。ぶれずにお店のこのスタイルを貫き、元気になってもらえるメニューや北斗の拳が好きな人に向けた企画なども打ち出したい」と話す。

 営業時間は18時~翌3時30分(日曜・祝日は24時まで)。火曜・第3水曜定休。

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