SCOOBIE DO新作「かんぺきな未完成品」-8月のRSRに向け意気込みも

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ロックバンド・SCOOBIE DOがアルバム「かんぺきな未完成品」を発売し、ボーカルのコヤマシュウさん、ギターのマツキタイジロウさんがアルバムについて、8月の北海道の夏フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO」出演への意気込みなど語った。

「かんぺきな未完成品」ジャケット

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 コヤマさん、マツキさん、ベースのナガイケジョーさん、ドラムの"MOBY"タクヤさんによる4人組バンド。往年のロック、リズム&ブルース、ファンク、ジャズなどをルーツに、SCOOBIE DOならではの独特のグルーブ感を作り出す楽曲が幅広い音楽ファンから支持を集めている。ライブバンドとしてのステージにも人気を集め、全国各地の会場でファンを熱狂させている。

 同作は先月15日に発売。これまでと同様の音楽ジャンルの中にハードなリズムや音、ビンテージ感のあるバラードなども取り入れた。1996~97年ごろの初期活動時のライブ音源を聞く機会にめぐり合い仕上がったアルバムだという。「たまたま青森で15、6年前の音源を聴いてもらう企画のトークショーがあったのでちょっと選曲しようかなと思ったら、すごいカッコ良くて(笑)思ったよりいいんですよ(笑)しかも今やっていることとそんなに大差ないことやっていて、始めたばっかりだから荒削りなんだけど、すごいのびのびと演奏してる感じがいいなと思ったんです。でも、当時やっていたような楽曲をそのまま作るんじゃなくて、『当時のような感覚で今楽曲を作ったらどうなるか』という気持ちで曲を書き始めて今回の盤ができました」とマツキさん。「今回はライブで派手に鳴らせる曲!という意識もあり、どの曲も4人でリハで合わせると気持ちよくできるし、それも観ている人に伝わると思います。自然とライブで鳴らすような楽曲になっていると思います」とも。

 コヤマさんは「やっぱり昔から好きな音楽だったので歌いやすいし気持ちいいですね。渋い音楽というか、往年のリズム&ブルースとかロックンロールみたいな古い音楽を4人組のバンドで『せーのでドカンッ!』とやる感じに憧れて始めたので、音楽の趣味自体は最初からそういう感じだったんです。やっぱり古い音楽が好きで始めたけど今でも好きだし、それを再現しようってわけじゃないけど、そういうルーツは自分たちの中に常にあります。今回は『変わりましたね』『前作から広げて来ましたね』って言われることもあるんですけど、意外と俺らの中ではそこまでの意識は無いというか、今までの好きな感じを2013年のみんなで作ると今回の楽曲に仕上がったという感じです。やり応え、演奏する方の気持ちよさが15、6年前の感覚に近いかなという」と語る。

 「ライジングサンロックフェスティバル」に向けて、「毎年どこでやっても楽しいし何をやっても楽しい。まだ具体的には決まってないですけど、楽しいことはわかっているので『やるだけ!』って感じです!いろんなフェスの中でも、ライジングには特に音楽が好きな人がものすごく集まっている印象があって、デビュー翌年の2003年、新人扱いだったスクービーだったんだけど、『鳴らしている音楽がカッコ良ければそんなこと関係ない』って感じで、みんなお祭り騒ぎで盛り上がれたこととか良く覚えています。ロックンロールとか特にそれだけじゃないですか?ライブで『せーの!』でやってみんなで『ワッー』とやって楽しいな、っていう(笑)何年やっても、どのステージでやってもその感じはあるから、ライジングサンのフェスの特徴という感じがするし、今年もきっとそうなるだろうなって思います。そのときの俺たちのやりたい感じで目一杯やれば楽しくなる、毎年そう思ってやっています」(コヤマさん)。

 「ライジングに来ている人は北海道の人だけではないですけど、北海道の人って寛容なイメージがあります。何か面白いところ見つけようと思ってライブを見てくれている感じ。ショーケースみたいな雰囲気というか。見たことなくてもパッとステージに来て『ちょっと好きかも』って思ってもらえたら最後まで聴いてくれる感じとか、やっている方としてはすごい気持ちいいですね。お客さんを信頼してこっちも全力でできます!」(マツキさん)。

 2人はそれぞれ「アルバムは非常に痛快な一枚になったと思います。とってもシンプルなので誰がいつ聴いても楽しめる音楽になっています。10月のペニーレーンのワンマンもこのアルバムをメーンに、これまでのアルバムから選りすぐってたくさんやろうと思っているのでぜひ期待していて下さい!」(マツキさん)、「ライジングサンもそうだし、ワンマンライブもそうなんですけど、僕らロックバンドはステージに立ったら常にホームランを打つことを考えて打席に立つわけなんですけど、北海道でライブやるときはみんながワクワクして待っていてくれるから、すでに塁に出てくれている満塁状態なんですよね。なので僕らは満塁ホームランを打つだけです!というか打ちます!ライジングサンのステージでも、ライブ会場でも、たどり着いてくれるだけでいい。後は打ちますからゆっくりホームに帰って来て下さい!」(コヤマさん)と、ライブツアー「Funk-a-lismo! vol.8」に向けての意気込みも語った。

 価格は2,625円。ライブツアー札幌公演(ワンマン)の開催日は10月26日。会場は「札幌PENNY LANE24」(札幌市西区二十四軒4条5)。チケットは3,000円(ワンドリンク別途)。各種プレイガイドで販売中。問い合わせは「ウエス」(TEL 011-614-9999)まで。

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