札幌出身のバンド「トライプレイン」結成から10周年-ライブへ意気込みも

TRIPLANEの江畑兵衛さん(左)と広田周さん

TRIPLANEの江畑兵衛さん(左)と広田周さん

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 札幌出身の4人組バンド「TRIPLANE(トライプレイン)」が結成10周年を迎え、来年1月23日に初のシングルA面集「SINGLES 04-12」を発売する。同12日には、ライブ「TRIPLANE 10th Anniversary Flight from Sapporo」を「札幌市教育文化会館大ホール」(札幌市中央区北1西13)を控え、開催への意気込みも語った。

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 2002年に結成された同バンド。ボーカル・ギターの江畑兵衛(ひょうえ)さんが飛行機の胴体、楽器隊のギター・川村健司さん、ベース・武田和也さん、ドラム・広田周(まこと)さんが「羽となり大きく羽ばたきたい」との思いから「大空を自由に飛び回ることができる『三翼機-TRIPLANE-』(3枚の翼がある飛行機)」と名付けた。全国的に人気を獲得し2004年にメジャーデビュー。地元・北海道への思いを込めた「イチバンボシ」「ドリームメイカー」に続き今年も「キミのうたボクのうた」が「サッポロビール」のCMタイアップに起用され、今月2日からCM放送が始まる。

 シングル集は全15曲収録し、デビュー曲の「スピードスター」やダニエル・パウターさん、スキマスイッチ・常田真太郎さんとスペシャルコラボした新曲「Cheers To Us」も追加した内容となっている。初回受注限定生産版には、16曲のPVを収めたDVDが付く。

 同作に関して江畑さんは「歩んできた軌跡を改めて自分たちなりに振り返るきっかけになった。この時代こういうこと、こういうサウンドメイキングでやっていたんだな、こういうライブをしていたんだな、と蘇った。曲順は今回はライブのセットリストを組んでいるようなイメージで作った」、広田さんは「ずっと駆け抜けてきたので、デビューして8年も音楽をやっていたという感覚とか実感もなく、あらためて1曲1曲振り返っていくとあっという間だったなと。曲を振り返るきっかけとしてはとても良かった」と話し、それぞれ自身のキャリアをたどるきっかけとなった作品に仕上がったという。

 ライブに関しては「新たなこともやりたいし、今までの集大成だなと思う部分もあるのですごく盛りだくさんな内容にしたい。今見せられる最高のものにしたいし、今までにないものにしたい。最初から最後までお客さんが楽しんでいただけけたらうれしい」(江畑さん)、「ライブでは常にバンドとしてエネルギーを発していないとお客さんに伝わらないので、お客さんと多くのエネルギーをぶつけ合いたい。そのエネルギーでもっと多くの人にTRIPLANEを知ってもらいたい」とそれぞれ意気込みを見せる。

 「SINGLES 04-12」は、「初回受注限定生産盤(CD&DVD)」=4,725円「通常盤(CD)」=3,150円。「TRIPLANE 10th Anniversary Flight from Sapporo」は、開場16時30分・開演17時30分。チケットは全席指定3,900円(3歳以上有料、2歳以下入場不可)。各種プレイガイドで販売中。問い合わせは「マウントアライブ」(TEL 011-211-5600)まで。

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