札幌・すすきのに大阪お好み焼き店「なんでやねん」すすきの店(札幌市中央区南6条西4、TEL 011-512-7280)がオープンして間もなく1カ月半を迎える。
店舗面積は6坪。席数は、カウンター席3席、テーブル席8席の計11席。25年前にお好み焼きの本場・関西から北海道に移り住んだオーナーの工藤敦子さん。北海道でも「本物のお好み焼きを食べられる店を出したい」という思いから、8年前に北区・あいの里に1号店をオープンした。
本場の味にこだわり、地元・大阪にある「近所のお好み焼き屋さん」をイメージした同店は、札幌で活動していた大阪出身の芸人・ラジオパーソナリティーの日高晤郎さんのお気に入りの店となり、あいの里で有名店となった。
「店名の『なんでやねん』は、大阪らしさとインパクトを重視して名付けた。名前に『ん』という言葉を付けると運気が良いとも聞いた(笑)」と工藤さん。
すすきのに2号店を開いたのは、利用客から「あいの里は遠くて気軽に食べに行けないので、街中にオープンしてほしい」という声があったことから。オープン以来、大阪出身者が地元の味を懐かしみ来店することもあるという。
主なメニューは、お好み焼き=いか玉・えび玉(以上600円)、もちチーズ・ねぎ納豆・ねぎキムチ(以上700円)ほか、モダン焼・フライドポテトをはさんだ同店オリジナルの「ハイカラ焼」(以上750円)、ブラックタイガーが入った阪神タイガースフアンのための「トラ焼」(900円)など。そのほか、やきそば(700円)、目玉やきそば・いかやきそば(以上800円)、とん平焼(450円)なども。工藤さんの「おすすめ」は、ぶた玉(600円)、ミックス(700円)など。
ドリンクは、ビール(中ジョッキ=500円、グラス・ノンアルコール=各400円)、サワー各種(400円~)、梅酒(450円)、冷酒(560円)、ソフトドリンク各種(300円~)など。
「ほんまの大阪のお好み焼きを鉄板の上で食べてほしい。『北海道の人の好みに合わせた味』ではなく、北海道の人に『大阪の本物の味』を伝えたい」と工藤さん。「行きやすくなった当店に一度足を運んでいただければ」とも。
営業時間は18時~24時。日曜・祝日定休。