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札幌市消防局、救助部隊派遣-道内消防局からも随時救援へ

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 今月11日に発生した東日本大震災の救援活動に、札幌市消防局から宮城県へ救助部隊が派遣された。

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 同消防局は震災発生当日の16時8分、救助部隊を派遣。続く12日・14日にも部隊が出発し、陸上部隊64人、航空隊、指揮支援隊が各7人ずつ現地に派遣された。

 陸上部隊は石巻市の消防本部と連携をとり倒壊した建物内の調査、逃げ遅れた被災者の捜索活動、航空隊は人命救助や要請を受けた食料や毛布など物資の運送、指揮支援隊は宮城県庁に本部を置き活動内容や活動場所での指示などを行う。

 これまでに派遣した札幌消防局主体の1次部隊の一部が函館、苫小牧などの消防局らを含む2次部隊と交代、合流する。2次部隊は16日19時30分に苫小牧港から出発し、16台の救助車、救急車が宮城へ向かった。今回の派遣部隊は約100人の小規模のもので、小回りの利く編成で救援活動を行うという。

 救援活動は、県からの要請などを受け、現地の状況を見定め随時計画していく。札幌だけでなく道内各地の消防局からの派遣は今後も続く。

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