国内外からクリスマス関連の飲食店や装飾店が集まる「クリスマスミュンヘン市」が11月26日、大通公園2丁目を会場に開幕した。
2002年に、独ミュンヘンと札幌が姉妹都市として30周年を迎えたことから始まった同イベント。開催は今年で9回目。昨年は約57万人が来場した。
今年は25店舗が出店する。アロマキャンドルやドイツ「ケーテ・ウォルファルト」のお香人形、「小樽ADVANCE倶楽部」のガラスの雪だるま、リトアニアの赤土でかたどったキャンドルハウス、ドイツソーセージやビール、オレンジやシュガーで味付けした温かいワイン「グリューワイン」などを販売。期間中、聖歌隊によるゴスペルや楽器演奏、クリスマスリース作り、ドイツ語講座、サンタクロースによる手回しオルガン演奏などのイベントも開く。
今年は環境先進国のドイツに倣い、木の廃材を使ったペレットストーブやLEDのイルミネーション、デポジット製のリターナブル食器を使うなどして環境への配慮を心がけたという。同日から、大通公園1~8丁目と駅前通り、南1条通りで50万個の電球を使ったイルミネーションも会場を彩っている。
国際部交流課の馬場さんは「今年はエコを切り口にしたイベント作りや海外から出店する店舗数を増やすなどして『異国らしい雰囲気作り』に配慮した。家族連れや年配の方など幅広く楽しむことができるイベントなのでぜひお越しいただければ」と話す。
開催時間は、月曜~木曜=12時~21時(12月22日は21時30分まで)金曜・土曜=11時~21時30分、日曜・祝日=11時~21時。12月24日まで。