ウエブデザインやコンテンツ制作などを手がけるデータクラフト(札幌市北区北7西1)とインターネットマーケティングを手がけるディーボ(北区北7西1)は共同で円山動物園向けに動物園オリジナルブログパーツを無償で制作、7月25日より円山動物園のウエブサイト上で供用を開始した。
両社は、「札幌発信のIT企業として札幌の動物園を応援したい、来園者を増やしたい」という思いから、無償で円山動物園オリジナルブログパーツの制作し、提供を決めた。円山動物園の協力でデータクラフトが制作、ディーボがブログパーツを用いたネットマーケティングをそれぞれ担当する。ブログパーツとは、ブログのサイドバーに設置できる簡易プログラムやコンテンツの総称で、動物園がブログパーツを配布するのは日本初の試み。
オリジナルブログパーツは、「リンゴ」「手」「バケツ」のマークの1つをクリックするとブログ上にサルが登場し、画面上を歩き回る。各マークで「えさをあげる」「なでる」「掃除をする」など、バーチャル飼育員体験ができる。画面上のサルがえさを食べる姿などは非常にリアルで、スタッフが実際に円山動物園のサル山に入り撮影したニホンザルの実写画像をアニメーション化したという。
「一番人気のあるサルをモチーフに皆に愛されるようなパーツ作りを行った」(ディーボ担当者)とし、円山動物園の全国的な知名度アップを図る。