札幌市内各所で11月1日、アートの複合イベント「さっぽろアートステージ2009」が始まった。
今年で5回目を迎える同イベント。期間中、舞台芸術部門・学生音楽部門・音楽部門・美術部門の4部門と特別プログラムを繰り広げる。
札幌市営地下鉄東西線大通駅とバスセンター前駅を結ぶ地下通路では11月1日~30日の1ヶ月間、「500メートル美術館」を展開。アーティスト約200人の作品と、今年初めて設けた市民公募枠から100点を展示する。
街角で1ステージ30分間のライブを行う「クロスロードライブ!」も開催。事前の書類・デモ曲審査で選出された30組が個性豊かなパフォーマンスを披露する。会場は、市営地下鉄南北線大通駅コンコース=11月3日・7日・8日・22日、JRタワー東コンコース=14日・15。
同実行委員会の佐藤俊介さんは「『アートには興味はあるが美術館などに行くのは気が引ける』というアート初心者の方にとってのアートの入り口となれば」と話す。サイトでは事前に公募した市民記者8人が現場の様子を伝える「市民記者ブログ」も展開。情報発信にも力を入れる。
会場やイベント日程などはサイトで確認できる。12月5日まで。