北海道日本ハムファイターズの中田翔選手に6月15日、ファン投票により選ばれた選手のプレーを表彰する「ジョージア魂賞」が贈られた。

　「日本野球機構（NPB）」のパートナー缶コーヒーブランド「ジョージア」が2010年に創設した同賞。NPB承認の特別賞で「選手一人一人がベストを尽くし、与えられた役割を全うすることで、チームを勝利に導く、チームのために最も貢献した魂あふれるベストプレー」をテーマに、ファンの一般投票により選ばれたプレーをした選手が表彰される。特設サイト「ジョージア ベースボールパーク」に掲載された「ジョージア魂賞候補プレー」の中から投票できる。

　今回選ばれた中田選手のプレーは先月3日、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で見せた1試合3ホームランを放ったときのもの。結果、13対1でチームを勝利に導いた。サイトでは試合のホームランのシーンを動画で見ることができる。

　札幌ドーム（札幌市豊平区羊ヶ丘1）で行われた表彰式では、元プロ野球選手で選考委員の一人、山田久志さんより盾が贈られ、北海道コカ・コーラボトリング（清田区）の矢吹健次社長からジョージア製品1年分が贈られた。

　中田選手は「ファンに選んでいただいた賞というのは本当にうれしく、こういったファンの声援は自分にとってとても支えになる」と受賞の喜びを語り、「『誰かがやる』という意識ではなく、『全員が思いを持ってプレーする』ということを心がけていれば魂のこもったプレーにつながるはず」とチームの活躍も誓った。