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札幌・中心部にラーメン店「麓郷舎 字」-清田区の二郎系が中央区進出

「炙り豚」と「煮込み豚」の両方を入れ、「肉増し」した「笑い豚ラーメン」(無料トッピング全増し)

「炙り豚」と「煮込み豚」の両方を入れ、「肉増し」した「笑い豚ラーメン」(無料トッピング全増し)

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 札幌・中央区に8月22日、ラーメン店「麓郷舎 字(ろくごうしゃ あざ)」(札幌市中央区南8条西6、TEL 011-513-6548)がオープンした。

無料トッピング全増しの「麓郷ラーメン」

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 清田区の二郎系ラーメン店「麓郷舎」オープン後、ラーメン・中華料理店「清田ガッツ食堂」(清田区)、二郎系ラーメン店「らーめんや五郎」(北区)を展開してきた店主の高橋さん。本店・麓郷舎の2号店となる同店の店名に付けた「字」の文字は、高橋さんの生まれ故郷「富良野市字」の地名から取ったもの。

 店舗面積は17坪。席数は、カウンター5席、テーブル席14席の計19席。店内には、富良野・麓郷地区が舞台のドラマ「北の国から」にまつわる小物を配置し、壁面には富良野の風景写真をちりばめた。

 「富良野の景色で癒やされる空間と、ガッツ系ラーメンのギャップを演出してみた。心も体も癒される当店から北海道を元気にしたい」と高橋さん。中央区に進出した経緯については、「清田の本店には、遠くからわざわざ来てくださるお客さまが多かったのでアクセスの良い立地を検討していた」と話す。

 二郎系から「二郎系インスパイア」、そして独自の「麓郷舎流」を開発しながら店舗を展開してきた高橋さん。同店で提供するメニューは、その「集大成」と位置付け、今までの店舗よりもパンチの効いたメニューを提供するという。

 ベースとなるメニュー「麓郷ラーメン」(750円)のスープは、みそ・塩・しょうゆの3種を用意し、肉は「炙り豚(肩ロース)」と「煮込み豚(バラ)」から選ぶことができる。みそは自家製焦がし油を使い、背脂とニンニクの油を合わせることで脂臭くならないように仕上げた。トッピングのニンニク・背脂・野菜・カラメ(味濃いめ)は無料で提供する。

 高橋さんの「おすすめ」は、「炙り豚」と「煮込み豚」の両方を入れ、「肉増し」した「笑い豚ラーメン」(1,000円)や、笑い豚ラーメンにモモ肉を足した「この豚野郎ラーメン」(1,250円)。「名物」の麓郷舎的ジャンクまぜそば「ロクゴーヘビー」(1,000円)や「バカ盛ヘビー6号」(1,500円)も「おすすめ」(高橋さん)。

 そのほかのメニューは、「地獄ラーメン」「ネギ森ラーメン」「こげカレーラーメン」(以上850円)、「ネギ森笑い豚ラーメン」(1,100円)、「ネギ森この豚野郎ラーメン」(1,350円)など。「『すすきの』という土地を意識し、ちょっとエッチなネーミングにした」という、とろ豚煮コラーゲンかけご飯「濡れ豚めし」(450円)や、濡れ豚めしに生卵を付けた「濡れ玉豚めし」(500円)、すき焼き風に麺を絡めて食べる生卵(100円)などのサイドメニューもそろえる。

 高橋さんが富良野の小学校時代に給食で味わったという「納豆アイスモナカ」も裏メニューとして検討中だという。

 「オープンから数日で、すでにスープが無くなるほどの来客がある」と高橋さん。主な客層は、20~40代のサラリーマンやカップル客。すすきのという土地柄、夜の仕事に就いている客も多いという。

 「本店オープンからここまで、ようやくたどり着いた集大成の味をぜひ召し上がっていただきたい」と高橋さん。「あえて中央区のラーメン激戦区に進出し、自分がどこまでできるか試してみたかった。『俺の生き様』を見てほしい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~スープが無くなるまで(15時~17時はクローズ)。

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