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札幌・すすきのにオーシャンダイニング-180度の夜景もテーマに

地上10階から180度の夜景が見渡せる開放感のある店内

地上10階から180度の夜景が見渡せる開放感のある店内

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 札幌・すすきのに8月1日、オーシャンダイニング「the Baratie ocean club(ザ バラティ オーシャンクラブ)」(札幌市中央区南4条西2、TEL 011-281-8300)がオープンした。経営はタフスコーポレーション(南5条西3)。

海の幸盛り「オーシャンプレート」

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 2000年に創業し、「Dining DUO(ダイニングデュオ)」(南5条西3)、「Hana Sakura(はなさくら)」(南4条西2)、「SHUNKAN(シュンカン)」(南4条西5)など、店内の雰囲気を重視した店舗を経営してきた同社。その後、居酒屋ニーズにも応え、「田村屋本舗 樂一樂坐(らくいちらくざ)」(南5条西3)、「田村屋本舗分家 居酒屋くろちゃん」(南4条西3)もオープンした。

 「新店では、居酒屋では提供できないおいしいワインと新鮮魚介をテーマにした。新鮮魚介といえば刺し身などの和食を選ぶ人が多く、ワインといえばイタリアンをイメージする方が多い。その両方を合わせ、おしゃれだがリーズナブルで、お客さまの懐に安心な店を目指した」と店長の斉藤麻己子(まきこ)さん。店舗面積は約41.3坪。席数は、カウンター4席、テーブル席48席の計52席。

 これまで個室をメーンにした店舗作りをしてきた同社。今回は地上10階から180度の夜景が見渡せる開放感を演出し、あえて個室席は設けない。内装は「海」をイメージし、テーブル席はイタリアやスペイン、バーカウンターはニューヨーク、トイレはフランスなど、場所ごとにコンセプトを設けた。

 「平均予算3,000円以内の価格帯で、質の良いものを提供する」のが同社のコンセプト。7つの海をテーマに、イタリア・スペイン・ポルトガルなど、国籍やジャンルに捉われない料理を用意する。

 斉藤さんの「おすすめ」は、海の幸盛り「オーシャンプレート」(7点盛り、1,680円)。同メニューは、しょうゆとわさびで刺し身として食べるのも、オイルと塩コショウでカルパッチョとして食べるのも自由。単品は380円~。ポルトガル生まれの圧力鍋で魚介のうま味を閉じ込めた「カタプラーナ」(1人前980円、2人前~)は、トマトベースの「赤」とイカ墨ベースの「黒」を用意。カタプラーナは、ポルトガルワインと合わせて食べるのが「おすすめ」だという。

 そのほかのメニューは、「フレッシュトマトのブルスケッタ」「焼きがき」(以上300円)、「カニとエビのアボカドサラダ」「小エビのアヒーリョ」「いろいろ貝の白ワイン蒸し」(以上500円)、「殻付きホタテのオーブン焼き」(480円)、「漁師風石焼きリゾット」(1,280円)、「あべ鶏のオーブン焼き」(920円)、「ふわふわプレーンフォカッチャ」(380円)など。

 ドリンクは、ビール(450円~)、焼酎、サワー、冷酒、果実酒、ハイボール、スタンダードカクテル、スペシャルジュース(以上380円)、グラスワイン、フレッシュフルーツやコラーゲンを使ったオーシャンカクテル「SEVEN SEA COOKTAIL」(以上400円)、ソフトドリンク(300円)など。

 ボトルワインは「気軽にワインを楽しんでほしい」という思いから、2,000円均一で常時20種類以上を用意。「気取らず、ガブガブ飲んでもらえるように」と、ワイングラスは脚のないものをそろえた。

 客層は30代の男性と女性が半々で、カップルや女性客のほかに男性グループの利用もあるという。「記念日利用ではなく、仕事帰りのサラリーマンやOLの方に普段使いで利用していただきたい。年配の方も居酒屋に来るような感覚で気軽にお越しいただければ」とも。

 営業時間は17時30分~翌1時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで、日曜・祝日は24時まで)。

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