札幌・新琴似に8月15日、和食居酒屋「温和旬菜きてん」(札幌市北区新琴似8条7、TEL 011-299-7860)がオープンした。
店舗面積は14坪。席数はカウンター席と小上がり席を含め全24席。内装の3分の1は手作りによるもので、白を基調とした壁面に黒いカウンターを配置した落ち着いたデザインに仕上げた。店名「きてん」の由来は、「はじまり」という意味の「起点」からきているという。
店主の三浦さんは北海道網走市出身。自分の店を持つために大阪で和食調理師としての修行を積み、地元・北海道での開業にこぎ着けた。
三浦さんの「一押し」メニューは、北海道産の有機大豆を使い手づくりで仕上げたこだわりの豆腐。食べ方は「冷奴」「くみあげザル豆腐」(各580円)の2種類で、「本削りかつおぶし」「山わさび」「こだわり梅かつお」など好みの薬味を3種類選ぶことができる。中でも築地から直送したかつお節は3年もので、客に出す直前に削るこだわりをみせる。
そのほかの「おすすめ」は、つまみ用の「本削りかつおぶし」(300円)や「自家製れんこんさつま揚げ」(490円)、店主自ら札幌の中央卸売市場に出向いて目利きした「〆サバ」(650円)など。
ドリンクは、ビール(グラス=350円、ジョッキ=450円、中瓶=600円)や日本酒(450円~)ほか、サワー(380円~)、梅酒・各種リキュール・ウイスキー(以上、500円)、ハイボール(550円)、グラスワイン(350円)、ソフトドリンク(300円)など幅広くそろえる。焼酎(500円)は飲みやすいものにこだわった。北海道清里町で作られた麦焼酎「えぞふくろう」や芋焼酎「七窪」ほか、九州・尾鈴山の「山ねこ」「山猿」などが「おすすめ」だという。
「当店は、味はもちろん真心のこもった接客が売り」と三浦さん。「地域密着型の店を目指しているので、人とのつながりを大事にしていきたい」とも。
営業時間は16時~23時30分。