データクラフト(札幌市北区)が運営する冷凍の札幌ラーメン通販サイト「札幌謹製 屋食ラー麺(やしょくらーめん)」は8月7日、協力店と共同で夏季限定商品の販売を始めた。
ラーメンブロガーや口コミなどで話題を集める札幌の人気ラーメン店が実際に店舗で作ったスープや麺、具材などをそのまま冷凍パックにして全国に発送する同サイト。今年2月の開設当初は4月までの運営を予定していたが、協力店の作業効率の向上や道内外からの高い反響から運営を継続することになった。現在の契約店舗は、「豚ソバ Fuji屋」(北区)や「つけめん Shin.」(東区)など17店。
夏季限定メニューは5種類。店舗と商品は以下の通り。「凡の風」(中央区南9条西15)=「つけ麺塩 南印風」、「ラーメン札幌 一粒庵」(北4条西1)=「さっぽろ(赤い)みそつけ麺」、「綱取物語」(白石区)=「トマトつけ麺」(以上、2食入り、1,600円)。「麺処 まるは」(豊平区)=「札幌海鮮トムヤムラーメン」(2食入り、1,800円)、「らーめん 木蓮」(西区)=「冷製しおつけめん」(2食入り、1,700円)。
「麺処 まるは」の「札幌海鮮トムヤムラーメン」は同サイトのみで販売する。エビ2本に大サイズのホタテ、イカ1杯を使った海鮮ラーメンで、「暑い夏にさわやかな辛さを生かした北海道らしいオリジナル商品」だという。
8月から新たに加わった「侘助(わびすけ)」(東区)も同サイト限定メニューを販売する。同店では自家製麺を提供しているが、今回はさがみ屋製麺(白石区)とコラボした「屋食ラー麺」専用の麺を使用。実店舗とは違った味を提供する。メニューは「つけ麺 からいの」と「しょうゆらーめん」の2種類で、価格は各2食入り1,900円。
同社広報担当の小向香さんは「当サイトは『今、一番おいしい札幌ラーメン』にこだわって、どの店舗も看板メニューになるものばかりを集めた。ネット限定の商品もあるので、ここでしか食べられないラーメンをぜひ味わっていただければ」とアピールする。
夏季限定メニューの販売は9月中旬をめどに、売り切れ次第終了する予定。