札幌で「音楽ジャケット」アート展-ウォーホル・デザインのデカジャケも

「Music Jacket Gallery 2010」に展示される通称「バナナジャケット」

「Music Jacket Gallery 2010」に展示される通称「バナナジャケット」

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 音楽ジャケットをテーマにしたアート展「Music Jacket Gallery 2010」が6月25日から、サッポロファクトリー(札幌市中央区北2東4、TEL 011-207-5000)で開催される。

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 2005年から全国で開催される同展。札幌では今回が3回目。CDやDVD、LPのジャケットデザインを「見て、聴いて、触って」楽しんでもらうのが同展のテーマだ。今年は福岡、名古屋、大阪、東京、札幌で開催する。

 今年の総展示数は300点。主な展示物は、2009年1月~2010年3月に発売されたCDの中から、各メーカーがセレクトした「アートなCDジャケット」作品150点。そのほか目玉となる作品は、アメリカのポップデザイナー、アンディ・ウォーホルがデザインした1967年発売のベルベット・アンダーグラウンド&ニコのLPを拡大した「デカジャケ」。ジャケット1面のサイズが縦横1メートル,15センチの巨大な作品。

 このほかにも1960年~1980年代のLP作品をCDの大きさで再現して見比べ、触ることができるギミック紙ジャケットCDコーナーや高音質CD・ガラスCD視聴コーナー、「エンターテインメントパッケージアワード」に入選した学生の作品コーナーなども設ける。

 「音楽とジャケットの両方を楽しむことでアーティストの理解につながり、作り手の新たな側面に気付くこともできる」と同展事務局の村田さん。「現在では廃盤になった作品を見ることのできる貴重な機会になると思うので、ぜひお越しいただければ」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~20時。入場無料。今月29日まで。

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