さっぽろ雪まつり、2月5日開幕へ-内外15チームが雪像制作競う

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 札幌の冬の恒例行事「さっぽろ雪まつり」が2月5日、開幕する。

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 1950(昭和25)年、地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことをきっかけに始まり、60回目を迎えた昨年は延べ208万人が来場した。今年も、「大通会場」「つどーむ会場」「すすきの会場」の3会場で開催される。

 大通会場では、大通公園西1~12丁目の約1.5キロ間に、それぞれのコンセプトを持つ大雪像や市民雪像、国際色豊かな雪像などバラエティーに富んだ雪像を展示。1丁目会場では、スケートトリンクを設け、夜にはイルミネーションが点灯する。11丁目会場では、37回目を迎える「国際雪像コンクール」を展開。世界各地の国・地域・都市によるチームが参加し、雪像制作を競い合う。今年は15チームが参加予定。

 新たな第2会場として昨年から登場した「つどーむ会場」は屋内・屋外会場で構成。屋内会場では、大規模な休憩スペース場や飲食ブース、キッズランドなどを展開。今年初めて登場する「DOSANKOグルメストリート」では、ジンギスカンなど北海道ならではのグルメを提供する。

すすきの会場では、今年で30回目を迎える「すすきの氷の祭典」を開催。すすきののネオンが輝くビルの谷間に大小約80基の氷像を設置。毛ガニやイカ、サケなどの北の幸を中に埋め込みライトアップされた氷像などの作品が、夜のすすきの繁華街を幻想的に彩る。そのほか、氷彫刻コンクールや氷像人気コンテストなど多彩なイベントも用意。

 同実行委員会の担当者は「『日本中の、世界中の皆さんへのプレゼント』が、今年度のポスターのデザインのコンセプト。その言葉通り、見に来ていただいた方々に記憶に残る楽しい思い出や、素晴らしい感動をプレゼントできれば」と話す。

 開催時間は、大通会場(ライトアップ)=22時まで、つどーむ会場=9時~17時、すすきの会場(ライトアップ)=24時まで(11日は22時まで)。2月11日まで。

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