さっぽろ夏まつりに「札幌ドイツ村」出現-ミュンヘン直送樽生ビールも

「札幌ドイツ村」で提供する「ジャーマンプレート(大)西11丁目スペシャル(1,300円)」

「札幌ドイツ村」で提供する「ジャーマンプレート(大)西11丁目スペシャル(1,300円)」

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 札幌夏の風物詩「さっぽろ夏まつり」大通西11丁目会場に7月20日より、札幌ミュンヘン姉妹都市35周年を記念して「札幌ドイツ村」が設営される。

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 同企画は、ドイツビール、ワインの輸入商社でミュンヘンの老舗醸造所シュパーテン・フランツィスカーナー社の正規代理店「ザート商会」(東京都港区)と札幌市観光文化局が共同で取り組んだもの。本場ドイツの文化をそのまま再現させた札幌初の本格ドイツ祭りとなる。

 1,300席を超える会場では、同企画のためにシュパーテン・フランツィスカーナー社から直送で取り寄せた伝統の樽生ビール(900円~)をオリジナルジョッキで提供する。ジョッキはデポジット制で、注文時に別途1,000円を払い、返却時に1,000円が戻る仕組み。

 料理は、岩塩をまぶしたパン「プレッツェル」(400円)、砂糖を絡めた焼きアーモンド「マンデルン」(500円)、ドイツ南部のパスタ料理「シュペッツレ」(500円)などを提供するほか、その場で豚の丸焼きの実演を予定している。豚の丸焼きをスライスした「シュヴァイネブラーテン」は、ドイツソーセージ、ザワークラウトなどの盛り合わせ「ジャーマンプレート」(大=1,300円、小=1,000円)で提供する。

 ドイツの祭りでは「乾杯の歌」が必ず歌われ、ステージでこの曲が演奏されると会場中の人がジョッキを左右に揺らしながら歌い始め、曲の終わりに「1、2、3、g'suffa!(1、2、3、飲み干せ!)」 の合図で一斉にジョッキのビールを飲むという。札幌の会場でも、会場を盛り上げるためステージの合間に実施を予定している。そのほか、特設ステージではドイツ民謡をはじめ、ボサノバ、ラテン、和太鼓の実演など、さまざまなジャンルのライブも予定している。

 ザート商会担当者は「ミュンヘンの姉妹都市でもある札幌でドイツのお祭りを実現できる素晴らしい機会に、本場ドイツビールやドイツ料理のほか、樽生ビールはこのイベントのためにミュンヘンから直輸入したもの。新鮮な味を存分に味わってもらいたい」と話している。

 営業時間は12~22時。8月10日まで。

さっぽろ夏まつりザート商会

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