イベント「ひらひら“ヘコアユ”まつり」が11月11日、都市型水族館「AOAO SAPPORO」(札幌市中央区南2西3)で開催される。
ヘコアユは平らで細長い見た目に加え、頭を下に向けた逆さまの状態で漂うように泳ぐ特徴を持つトゲウオ目ヘコアユ科に属する魚。同館では幅4メートルのヘコアユ水槽を展示する。水中で逆さまに泳ぐ姿が数字の「1」に似ていることと、敵から逃げる時や食事の時に横向きで泳ぐ姿が漢字の「一」に似ていることなどから、同館が日本記念日協会に1年間で日付に最も「1」が多い11月11日を「ヘコアユの日」として申請し、今月1日に認定された。
認定を記念して開く同イベントでは、ワークショップや解説プログラムなど楽しく学べる11のコンテンツを用意する。毎時11分にヘコアユの食事を11回に分けて公開するほか、ヘコアユの生態を11問の問題にした「ヘコアユ検定」、ヘコアユとチンアナゴの生態を見比べて観察するプログラムなどを用意。ヘコアユに関する書籍を集めたギャラリーを設置するほか、「ヘコアユクッキー」(1枚500円)を111枚限定で販売する。
同館広報担当の佐々遥平さんは「『1』をキーワードに、楽しみながら『ヘコアユ』の魅力に触れ、多種多様な魚類の不思議に迫る1日を過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は10時~22時(最終入館は21時)。入館料は、高校生以上=2,200円、小中学生=1,100円、3歳以上=200円。