札幌市営地下鉄大通駅コンコース内にある「札幌スタイル・ショーケース」で4月1日から、札幌スタイル認証製品「さくらシート」の展示が始まり、早くも通行人の注目を集めている。
同ショーケースは、札幌市経済局が札幌発の地域ブランド、札幌スタイル認証製品のPR支援のため設置しているもの。4月から毎月展示内容を入れ替え、時期に合わせた認証製品を紹介していく。
4月の展示品「さくらシート」は、自然の景観と溶け込む配色が特徴のレジャーシート。札幌・円山公園の実際の花見の景色などをもとに配色しているのという。「ピクニックなど野外で使うと、緑となじんで違和感のないやさしい色合い」と札幌市経済局の石崎明日香さん。
そのほかの展示予定も以下の通り決まった。5月=スツールの「キノッコ」×羊のマスコット「ふわふわラムキン」、6月=大通公園のとうきびの皮を再利用した「とうきびペーパーを使った紙小物」、7月=札幌の自然、生活風景をテキスタイルに落とし込んだ「北の切り絵図バッグ」、8月=障害者の歩行をサポートする夏用ブーツ「ちゅーりっぷの靴」、9月=道産ビートを使ったスキンケア「スイーツスキンケア シュクレ」、10月=自分で道産木のはしを手づくりできる「えこはしくん 手作りお箸キット」など。
「ショーケースでは、ただ商品を紹介するだけではなく、商品のいろいろな使い方や商品の背景も紹介している」と石崎さん。「毎月季節に合わせてその時々の『札幌発の商品』を紹介していくので、近くに寄ったときにはぜひ立ち止まって見ていただければうれしい」とも。