「札幌スタイル・ショーケース」が秋の装い-フェルトバッグ人気に

色とりどりのフェルトバッグが並ぶショーケース

色とりどりのフェルトバッグが並ぶショーケース

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 札幌市営地下鉄大通駅コンコース内の札幌スタイル・ショーケースで9月21日より、札幌スタイル認証製品のフェルトバッグ作品が展示され、通行人の注目を集めている。

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 「札幌スタイル」は、札幌のライフスタイルから生まれた発想や企画を基に、デザインを切り口とした商品を認証製品として売り出し、プロモーションや販路拡大などの支援を行う札幌市のブランディング事業の一環。今年4月にJRタワー(札幌市中央区北5西2)展望室エントランスにオープンした「札幌スタイルショップ」で認証製品を販売しているほか、大通駅コンコース内のショーケースで季節に合った商品を展示している。

 展示しているのは、2006年に認証された「Fairground Attraction(フェアグラウンドアトラクション)」のフェルトバッグ。今回は、水玉をモチーフとした新作を含め、鳥をかたどった色鮮やかな作品など約15点。すべてフェルト作家の丹治久美子さんによる手作りのため製作数に限りがあるが、昨年秋に行った予約販売では1人で10点以上注文する人がいるなど根強い人気がある。

 ショーケース前には、足を止めて作品に見入る女性の姿も見受けられるほか、展示開始の翌日からは、ショーケースを見た人から10件以上問い合わせが寄せられているという。10月19日までは、「札幌スタイルショップ」で一部作品の展示販売と予約販売を受け付けている。

 札幌市経済局の石崎明日香さんは「特に女性からご好評いただいている。作品の温かい風合いや雰囲気を見てもらい、ぜひ札幌スタイルショップに足を運んでもらえれば」と話している。

 展示は10月19日まで。

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