「サラダ専門店SA-LABO(サラボ)」(札幌市白石区東札幌)が2月6日、地下鉄東西線白石駅バスターミナル1階にオープンした。
同店は、「Wolt」や「Uber Eats」などのデリバリーサイトのみで注文を受けるサラダ専門店だったが今回、実店舗を設けた。
店舗を運営する「3C plus」(中央区南5西1)社長の應本元気さんは「元々は実店舗でデリバリーも行う運営を考えていたが、コロナの情勢で難しいと判断した。今は情勢も変わってきたため、実店舗オープンを決めた」と話す。
道内各地の野菜を使ったサラダを中心に弁当や総菜などを販売。野菜は、地域の生産者と購買者をつなぐ共同配送システム「やさいバス北海道」を利用する。
應本さんが薦める商品は地元野菜を使った「バジルチキンサラダ」(480円)。それぞれの野菜はピクルスやソテー、ブランチングするなどして仕上げる。應本さんは「手作りのフレッシュドレッシング『胡桃(くるみ)みそマスタード』がよく合う」と話す。
オープンからの人気商品は「特製オムライス」(700円)。上島農園(新ひだか町)のホウレンソウとカレー粉を使ったチキンライスに、だしとデミグラスソースを合わせたソースをかける。
應本さんは「『やさいバス』で北海道産の野菜を新鮮な状態で提供し、道内の農家と店舗と消費者がつながれば。一手間加えることでより一層おいしく野菜を食べてもらうことが幸せで、大事な役割だと思っている」と話し、「農家の人が育てた大切な野菜を、店を通して多くの人に知ってもらいたい」と意気込む。
営業時間は10時45分~19時15分(売り切れ次第終了)。