限定ランチが付いたSDGs体験型イベント「シマエナガをつくろう!SDGs体験ワークショップ」が1月9日、京王プラザホテル札幌(札幌市中央区北5西7)で開催される。
季節に合わせ館内の装飾に廃材を再利用したオブジェを装飾するなど、さまざまなSDGsの取り組みを行う同ホテル。同イベントでは、ホテルで出た廃材を使い、シマエナガのオブジェを制作するワークショップを開催するほか、シマエナガをテーマにした限定ランチを提供する。
ワークショップの講師は、同ホテルデコレーターシェフの村上俊二さんが務める。体験内容は、食材の運搬に使われる不要になった発泡スチロールを使い、四角く切り抜いた後、接着してブロック状にし、丸く形を削るなどしてシマエナガのオブジェを作る。村上さんは「ホテルというと敷居が高いイメージを持っている人も多い。このイベントきっかけに、気軽に楽しんで参加してもらえればうれしい」と話す。
ランチは、「シマエナガの巣ごもりランチ」を用意。メインは、白い黄味が特徴の北海道産の卵「米艶(こめつや)」を使った、エビとホタテのシーフードオムライスを提供する。同ホテル企画広報担当の上家浩美さんによると、上には巣に見立てたカダイフ(小麦粉原料の細い糸状の生地)がのり、「ご飯とまぜて食べることでパリパリ食感が楽しめる」という。このほか、シマエナガを描いたクラッカーを添えた野菜とバジルのブイヨンスープや、卵の殻の中に入るシマエナガを表現したデザートも用意する。
上家さんは「小動物たちのかわいらしさを入り口に、当館事業の基盤にある北海道の豊かな自然環境やエネルギー、歴史など、その素晴らしさに目を向けてもらうきっかけにしていきたい」と話す。
開催時間は、ワークショップ=11時30分~13時、ランチ=13時~14時。料金は5,500円。定員は15人。予約は12月9日からウェブサイトで受け付ける。