客室を使ったアートイベント「プラスアートフェス」が11月18日から3日間、クロスホテル札幌(札幌市中央区北2条西2)で行われた。
スタイルを変えながら今年で9回目となる同イベント。今回は、20組のアート作家がそれぞれ1室を担当し、思い思いに作品を飾った部屋で作家自身が作品の解説や販売を行った。
同ホテルセールス&マーケティング課の柏崎摩利子さんによると、今回の来場者数は過去最高の750人(ライブ来場者を含む)が来場したという。
客室ではベテランのアート作家から活動を始めて間もない作家まで作品で、絵画や立体、テキスタイルなどさまざまなスタイルのアートを展示販売。ロビーでは日替わりで舞踏やライブなどのステージパフォーマンスを行った。
来場者からは「一度にたくさんの作家の作品が見られ楽しい」「作家から直接話を聞き作品について知ることができた」という声や、作家からは、「自分のファン以外にも見てもらう機会ができた」「ほかの作家との交流ができて、今度一緒に活動したいという話ができた」などの声があったという。
柏崎さんは「ホテルとしては、なかなか客室を見てもらう機会がないので、一度に20室見てもらうイベントはホテルを知ってもらうには良い機会。来年も続けていきたい」と意気込む。