「センチュリーロイヤルホテル」(札幌市中央区北5西5)23階の「スカイレストラン ロンド」は9月1日から、昭和レトロをテーマにしたディナーを提供する。昭和から親しまれ、現在も愛される回転レストランの魅力をPRするのが目的。
北海道唯一の回転レストランを有する同ホテルと、京都のホテルで唯一の回転レストランを持つリーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」との共同企画。今年で5年目。国内ホテルでは現在、現役で稼働中の回転レストランがあるのは両ホテルのみとなっており、両ホテルは2018(平成30)年に9月6日を「回転レストランの日」に制定した。
スカイレストラン ロンドでは今回、調理長の古川浩気さんが昭和レトロをテーマに昭和時代に提供されていたフランス料理を現代風にアレンジ。京漬物のすぐき、丹波黒豆、九条ねぎ、西京みそなどの京都食材と北海道産食材を使い、マリネ、コンソメロワイヤル、オニオングラタンスープ、ナンチュアソースなど伝統的な技法で風味豊かに仕上げた料理と、1970~80年代に流行した「炎のデザート」を含めた全9品を提供する。
9月6日の「回転レストランの日」には、乾杯用ドリンクに1980年代レストランの食前酒として人気だった「キールロワイヤル」を特典として無料提供する。
調理長の古川さんは「全国のホテルで回転レストランを有しているのが2ホテルのみとなった。今年もリーガロイヤルホテル京都と協力し、景色を360度パノラマで楽しみながら食事できる魅力をより多くの人に伝えていきたい」と意気込む。
営業時間は16時~22時。料金は1人1万2,000円。9月11日まで。