札幌グランドホテル(札幌市中央区北1西4)は「第60回さっぽろ雪まつり」の開催に合わせ、2月1日から「雪まつり限定メニュー」を提供する。
「雪像がある会場だけが雪まつりとして盛り上がるのではなく、周辺施設もさまざまなテーマで盛り上げていかなければ」と始めた同企画は、「当ホテルでは初となる複数店舗での本格的なサービス」と同ホテル担当者。
ラウンジ・バー「オールドサルーン1934」では、第25回HBA創作カクテルコンペで女性初のグランプリを受賞したバーテンダーの佐藤泰代さんが、60回を迎える雪まつりを記念してオリジナルカクテル「Twinkle Snow(きらめく雪)」を考案した。大きめのカクテルグラスに、雪山に見立てたシャーベット状のカクテルをシャンパンで浸し、雪山の頂上には「キラキラした舞い落ちる雪」をイメージしたアラザン(銀色の粒玉)や金箔がのっているのが特徴。
同カクテルは、全12点のオードブル食べ放題と約90種が飲み放題の「フリーブルプラン」(平日・土曜の17時~19時限定で3,900円)利用客に1杯サービスする。単品でも1杯1,000円(19時以降は1,500円)で注文することもできる。「札幌の雪はキラキラしているので、この期間限定のアニバーサリーカクテルを飲んで、心に雪(札幌の雪)を感じていただければ」と佐藤さん。
そのほか、北海道ダイニング「ビッグジョッキ」ではランチタイム時の来店客を対象に、サケやタラのアラからだしを取り出した「料理長特製の『浜汁』」を無料で提供したり、レストラン「ノード43°」のランチ・ディナーバイキングでは、「ホテル特製コーンスープ」や高橋はるみ北海道知事と同ホテルの小泉総料理長が「温暖化防止料理」として一昨年に考案した「道産まるごとブイヤベース」などを提供したりする。
「気が早いかもしれないが、来年は市内・周辺施設に『ぜひ一緒に取り組もう』という思いを伝え、共同企画として開催したい」と同ホテル担当者。
開催は2月11日まで(店舗により開催期間は異なる)。