札幌・大通公園1~3丁目で12月22日・23日、今年で6回目となる「『NOLE』世界一大きなクリスマスツリープロジェクト」が開催される。
同イベントは、「テレビ塔展望室から見える大通公園をみんなで世界一大きなクリスマスツリーにしよう」と、大通公園3丁目噴水前に光るものを持ち寄ってツリーを輝かせる参加型イベント。テレビ塔展望室からNOLE主催者が「クリスマスツリー」を撮影。撮った写真は「世界にひとつだけのクリスマスフォトカード(ポストカード)」として、後日自宅に郵送される。希望者は登録料500円が必要。
主催するNOLE実行委員会は、今年は学生が企画から運営までを行っている。世界に札幌・大通公園の価値を発信したいという思いから「最も長い、人工で作られるクリスマスツリー」としてギネス記録にも挑戦する。「昨年は300人~400人の方が写真撮影にかかわってくれた。みんなでギネスに挑戦したいという気持ちがあるので、光るものを持って気軽に会場にきていただければ」と広報担当の佐藤由衣さん。
大通公園1丁目メーン会場では、札幌のクリエーター志望の学生が「光るツリー」をテーマに作ったオリジナルツリー作品を展示する「NOLEクリスマスの森」を開催。
イルミネーションツリーを使い、「普段言えない事などを書き、各ツリーにが宿っているサンタクロースが代わりに思いを届けてくれるという『NOLEメッセージツリー』」を開催する。
「NOLEクリスマスの森」、「NOLEメッセージツリー」で展示するツリーは同24日・25日、ほくせんギャラリー「ivory」(札幌市中央区南2条西2)でも展示する。
「『NOLE』を通して、大通公園に来た思い出、クリスマスカードという記念物、大切な人と過ごす瞬間など、来場してくれた方々にとって心に残る何かをやれれば」と、NOLE事務局長の石井宏和さん。「今回のイベントのように学生が挑戦する場をもっとつくっていければ」(同)とも。
佐藤さんは、「ギネス記録にはなかなか参加することできないので、この機会にぜひ参加して、思い出を持ち帰っていただければ」と話し、「当日はサンタがいたり、バンドの方が演奏してくれたり、さまざまな企画も用意しているのでクリスマスを楽しんでほしい」(同)とも。
開催時間は、22日=15時~22時、23日=13時~22時。撮影は両日とも19時で、18時50分に大通公園3丁目に集合。