築50年の2階建て古民家を改修した複合店「ugo」が9月25日、札幌市豊平区(札幌市豊平区豊平3)にオープンした。
同店の1階は、カフェと生活雑貨やインテリアを扱う物販エリアを設けるほか、ポップアップスペースやギャラリーなどの要素を備える。2階は集中して仕事や作業に取り組める少人数のコワーキングスペースと、まきストーブを眺めながら水煙草を楽しめるスペースを用意。さまざまな文化や出会いが交差する小さな複合店を目指すという。
同店は、店に足を運ぶことによって、さまざまな人と空間や時間を分かち合い、新しい出会いや出来事、文化を次々と発生させたいという願いを込め、夫婦で設立したという。元ゲストハウス跡の建築を生かし、空間のデザインにもこだわる。トータルプロデュースと全体の解体・施工をオーナー自らで行い、空間を異なるコンセプトで区画分けした。
物販エリアでは、家具や器具にもこだわり、北欧家具を中心とした世界各国の家具を選定したという。北海道初進出のアイテムもそろえる。カフェエリアでは、オリジナルブレンドコーヒーをはじめ、ドリンクやプリン、クッキー、軽食などを提供する。
当メディアの取材に対し、同店は「今までにない、様々な表情を持った小さな複合施設。空間やインテリアをはじめ、珈琲や雑貨など、全てこだわってつくり上げた。一緒に新しいことにチャレンジしていける店にしていきたいと考えている」とした。
営業時間は12時~20時。