「北欧フェア」が6月18日から、「北欧の風 道の駅とうべつ」(石狩郡当別町当別太774)で開催される。
札幌から最も近い道の駅「北欧の風 道の駅とうべつ」。館内のほとんどの家具はスウェーデンのIKEA製。大きな三角屋根と外観のベンガラ色はスウェーデンの伝統的な建築を模したもので、本館のアトリウムの高さは約10メートルと開放的な造りになっている。
当別町は、スウェーデン・レクサンド市と姉妹都市提携を締結。毎年、同町の住宅街・スウェーデンヒルズで夏至祭を開催してきた。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け夏至祭が中止になったことから、今年は夏至祭の時期に合わせ、同道の駅に北欧メニューの販売や北欧コーナーを設置することに決めた。
同フェアで用意する北欧メニュー「スウェーデンソーダ~エルダーフラワー~」は、スウェーデンの定番飲料・エルダーフラワーのシロップと国旗をイメージした青のシロップを混ぜ合わせたドリンクで、飲む前にシロップを混ぜると夕日のような色に変わる。同道の駅の「SWEETS」で提供する。
同じく道の駅の「カフェ テルツィーナ」では、同町産のじゃがいも・きたあかりのピッティパンナやスウェーデン風ミートボールなどの前菜を盛り合わせたメニューを提供する。
特設の北欧コーナーでは、スウェーデンで「幸せを運ぶ馬」と呼ばれるダーラヘストをモチーフにしたオリジナルグッズのほか、スウェーデンやフィンランド、リトアニアからの輸入商品をそろえる。
イベント担当の中田ひかりさんは「今年も夏至祭は中止になってしまったが、海外に行くのが難しい今だからこそ、当別町で北欧の風を感じてくれるとうれしい。スウェーデンの文化や料理に触れる機会はなかなかないと思うので、この機会にぜひ」と来場を呼びかける。
9時30分~17時。今月27日まで。