センチュリーロイヤルホテル（札幌市中央区北5条西5）が5月28日、もち麦をテーマ食材にした特製弁当「栄養満点！シェフ金子のときめき☆もち麦弁当」の予約受け付けを始める。運営は札幌国際観光（中央区）。

　近年、栄養素を豊富に含む「雑穀」への注目が高まっている。とりわけ、もち麦は血糖値の急上昇や脂肪の吸収を抑え、免疫力アップにつながるβグルカンという水溶性食物繊維が豊富で、その健康効果が注目を浴び、テレビなどで紹介されている。炊飯用をはじめ、コンビニではもち麦入りのパンが各種販売されるなど、認知度は上がってきている。健康食材として注目されている道産もち麦にスポットを当て、コロナ禍で巣ごもり消費が急増する中、健康的な「おうちごはん」を楽しんでもらおうと企画した。

　今回販売する弁当は、真昆布だしで仕立てたもち麦リゾットをはじめ、もち麦が入った道産豚肉の洋風つみれ焼きや道産タコの唐揚げ、わかめサラダと道産タケノコ、夕張産摘果メロンのソテーなど、野菜・魚・肉がバランスよく味わえる、見た目の彩りにもこだわった全13品。48個限定で販売し、価格は1個2,500円（注文は2個から受付）。予約は電話（011-221-3002）と公式ホームページの専用フォームで受け付ける。

　弁当を考案した総調理長の金子厚さんは「コロナ禍の中、日々の生活で健康への意識が高まっている。今注目の健康食材を用いた特製弁当を通じて、少しでも道産もち麦の消費拡大の一助になればうれしい」と話す。

　予約受け付けは6月7日まで。弁当引き渡しは6月1日～10日の11時～18時、同ホテル内特設カウンターで行う。