センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5条西5)が5月20日、新たに冷凍食品の予約受け付けを始める。運営は札幌国際観光(中央区)。
販売する商品は、道内唯一の回転レストラン「ロンド」で育んできた洋食料理3品と冷凍食品用に新たに開発したオリジナルデザートを含む全4品。
みりんとしょうゆの特製だれで仕立て、ホテル名を冠した和風スパゲティ「スパゲティセンチュリー風」やプリッとした食感のロブスターに風味豊かなクリームチーズソースをかけて焼き上げた「ロブスターテルミドール」、バターの風味豊かなご飯に道産牛肉と玉ネギを濃厚なデミグラスソースとチーズをかけて焼き上げた「ビーフグラタンライス」、素材を生かした「玄米入りティラミス」を真空パックして、冷凍した詰め合わせた4種5個セット(5,000円)と、4種10個セット(1万円)の2種類を販売する。いずれも送料は北海道内一律1,800円、道外への送料は要問い合わせ。各商品は単品での販売も行う。
発売に併せ、より多くの人にホテルの料理のおいしさを体感してもらいたいと、通常価格より割引となる「センチュリーデリカお試しキャンペーン」を実施。価格は4種5個セット=4,500円、4種10個セット=9,000円。限定48セット。
総調理長の金子厚さんは「家庭での食シーンを想定し、何度食べても飽きのこない味わいを追求し、何度も試作を重ねた。コロナ禍で外出が難しいこの時期に家庭で地産食材などを活用したホテル伝統の味を楽しんでいただきたい。今後は新商品の開発をはじめ、商品を生かしたアレンジレシピの提案や、道内で運営しているグループホテル(釧路、函館)の冷凍食品を詰め合わせたギフトなども検討していきたい」と意気込む。
各商品は、電話のほか、ホテル公式ホームページ、外部オンラインショッピングサイト(6月上旬開設予定)で予約を受け付ける。贈答用として全国発送も行う。