「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が1月26日から、百合が原緑のセンター小温室(札幌市北区百合が原公園)で開催される。
福寿草は、早春に芽を出し美しい黄色の花が開花する。古くは江戸時代から多数の園芸品種が作られてきた古典園芸植物でもある福寿草は、別名「ガンジツソウ」や「ガンタンソウ」とも呼ばれ、縁起の良い植物として正月の寄せ植えなどにも使用されているという。雪割草は、桃色・藤色・白・緑などの花色で、大きさは1~3センチ、咲き方も一重や二段咲き、千重など花の形が豊富にある。
展覧会では、一足早い春を感じることができる福寿草・雪割草を展示し、咲き方の詳しい解説も掲示する。来場者は見比べながらそれぞれの魅力を知ることができる。
同展担当者は「会場内は春を思わせる花々が咲き、毎年多くの来園者が訪れる。小ぶりで繊細な花だが、1つ1つ見ると華やかなので、ぜひ足を運んで一足早い春を感じていただきたい」と話す。
開催時間は8時45分~17時15分。観覧料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。2月14日まで。